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35ブックスって何? 出版、書店業界の2009年を考える


1997年に4600社ほどあった出版社がついに今年4000社を切り、新規創業する出版社も一桁になったそうだ。ガソリンの急激な値上げが昨年度あり、紙の値段はあがった後戻らなかった。かくして、書店への配本数が減り、種類が増え、値段が上がるという現象が起き、「自転車操業」ならぬ「オートバイ操業」に陥っていると指摘する人もいる。

写真素材 PIXTA
(c) シキナ写真素材 PIXTA


月に3冊も担当すればよかったのが、気がつけば5冊となり、出版決定の決裁も以前より多くのハンコウをもらわなければいけないように。

そうした中、出版8社(筑摩書房、河出書房新社、平凡社、青弓社、中央公論新社、二玄社、早川書房、ポット出版)は通常22〜23%の書店利益を35%に拡大する一方、返品の際は書店に定価の35%の引き取り料金を求める35ブックスを開始すると発表した。

現在での対象は26タイトル47冊で復刊書籍が中心。価格帯は最低価格が1600円から1万500円までと高価格帯が多く配本は11月から。注文は筑摩書房が取りまとめるという。

■35ブックスとは?

出版流通の世界では「書店側は売れた場合のみ手数料」を払うこととなっており、こうした仕組みが書店に大量の書籍を並べることを可能としている。返品率は4割とも5割ともいわれるが、実際配本してもると、「もっと高い」ことの方が多い。こうした事情から「書店側にもメリットがあるようにするので、返品手数料を負担して欲しいというのが、今回の35ブックスの要旨である。

1600円の本が売れる→書店側に560円の利益
1600円の本が売れ残る→書店側が出版社に560円の手数料を払う(今までは無料)
→半分以上売れ残ると書店側の赤字となる(3カ月延勘*)

誰しも「少しでも低リスクで事業を継続したい」と思うもの。小さな出版社が急にこうしたことを導入した場合「本を書店においてもらえない」という減少が容易に想像できる。今は著者が注文用チラシを持って「書店営業」。すれば大概置いてくれる。が、こうした「手数料が発生する書籍」の書店営業は著者が乗り込んでもそう簡単にはいかないだろう。

写真素材 PIXTA
(c) blue horse写真素材 PIXTA


■ そもそも書籍の流通は難解だ

出版社で作られた書籍は「取次ぎ」に集められ、全国の書店へ配本されていく。新興の出版社であればこの時点で本が売れていなくても「歩戻し」として書籍の5%ほどを支払う。半年間書店に本を置いてもらった後、清算となるが商品を作ったあとの7ヶ月後で、これまた新興の出版社「歩戻し」なるものを2%ほど取られる。これでは「新しく出版社を作ろう」と考える人は少なくなる一方なのは当然のことで、上記条件覚悟の上取次ぎに契約をしてもらおうと紹介者を通じて、取次ぎに行っても「ほとんどが門前払い」されてしまう。また取次との契約には「保証人」も複数人必要だ。

出版社が本を作ったとき、「何冊配本してくれるのか」というのは取次ぎの胸先三寸。無名の作者の本を5000冊など到底配本してもらえない。1000冊、2000冊の配本数だと、大型書店店にぽつんと一冊、棚指しされるだけである。現在全国にある書店の数は2008年2月時点で1万6千軒(アルメディア発表)。書店へ新刊情報をFAX DM,しても最近は書籍データをパソコンに蓄積し「印刷すらされず」廃棄されるケースが多い。

■ 本はどの家庭にもあるけれど、

本がなければ死んでしまうということはまずない。
よって不況の影響をより受けやすく、政府の「不況指定業種」に指定されている。(産業分類番号4141 出版業)大きな出版社であれば、今回のように「返品手数料を!」というようなアプローチも可能であろうが、小さい所はそうはいかない。

写真素材 PIXTA
(c) まいむ写真素材 PIXTA


■ そろそろ本当にヤバイという人も

ベストセラー作家のある人は「出版業界はヤバイ。ヤバイといわれ続けてきたが、そろそろ本当にヤバイ」という。どうやばいというのか。まず書店の数が少なくなった。ということは実際に本を手に取る可能性が少なくなってしまい「購買機会」が減ってきて更に本が売れなくなってきたこと。そして電子書籍が増えてきて、コミックなどは携帯でも読めるようになり、「紙の本」にこだわらない人が増えてきた。紙の本の流通数が減れば当然のこととして、取次業務も減少していく。上位2社で7割の書店を支配しているという構図が崩れていくのだ。

「紙の本」と「電子の本」が同額であることはあまり少ない。印刷の手間がないので、電子書籍の方が安いのが普通だろう。かくして再販制度がそろそろ崩れていくだろうというのがその人の読みだが、大きく外れてはいないと思う。

■iPhoneに雑誌を有料配信随時他のキャリアにも

この夏には電子化した書籍を有料で読むことができる「MAGASTORE」がスタートする。約20社から約30誌が参加で一冊110円から600円で読むことができるようになる。販売される雑誌の種類は現在公開されていないが、35ブックスよりこちらの方が利用者は増えるような気がする。

【参考】
*延勘(のべかん)
延勘定の略で、勘定(精算)をくりのべること。取次店と出版社の間で事前に契約して行う。買切品の場合には特に「買切り勘定」と呼ばれる。

35ブックス初回リリース
http://www.shinbunka.co.jp/news2009/07/090706-01.htm
• 河出書房新社=「南方熊楠コレクション(全5巻)」(本体価格6660円)
• 青弓社=『美輪明宏という生き方』(同1600円)、『椎名林檎の求め方』(同1600円)、『桑田佳祐大研究』(同1600円)、『日本エロ写真史』(同2000円)
• 筑摩書房=『昭和二十年東京地図』(同3400円)、『食べものは医薬』(同2400円)、『太宰治』(同3100円)、『イタリア絵画史』(同4900円)、「作家の日記(全6巻)」(同9100円)、「新訂 江戸名所図会(全8冊)」(同1万0500円)、「魯迅文集(全6巻)」(同8800円)
• 中央公論新社=『江戸時代の遺産』(同1900円)、『物語批判序説』(同2200円)
• 二玄社=『呉昌碩書法字典』(同5800円)、『顔真卿字典』(同5600円)、『唐楷書字典』(同7000円)
• 早川書房=『さもなくば喪服を』(同2600円)、『恐竜の発見』(同2500円)、『燃えさかる火のそばで』(同2800円)、『馬に乗った水夫』(同2500円)、『恐るべき空白』(同2300円)
• 平凡社=『写真集「死」』(同4200円)、『石にやどるもの』(同3200円)、『善光寺まいり』(同2800円)
• ポット出版=『落語を見るならこのDVD』(同1600円)

MAGASTORE
http://magastore.jp/web/

posted by: 池田@ママ | 営業マーケティング | 09:28 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |









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