Search
Calendar
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
<< February 2020 >>
New Entries
Recent Comment
  • いじめられやすい体質? 小学生時代のいじめ経験談
    匿名 (04/19)
  • いじめられやすい体質? 小学生時代のいじめ経験談
    鈴蘭 (05/30)
  • いじめられやすい体質? 小学生時代のいじめ経験談
    ドロップ (06/09)
  • いじめられやすい体質? 小学生時代のいじめ経験談
    ゆうと (06/06)
  • 少子化 20-30歳の6割が子供いらない
    匿名 (05/28)
  • いじめられやすい体質? 小学生時代のいじめ経験談
    結香 (11/07)
  • いじめられやすい体質? 小学生時代のいじめ経験談
    カノン (10/20)
  • いじめられやすい体質? 小学生時代のいじめ経験談
    さくら (10/17)
  • いじめられやすい体質? 小学生時代のいじめ経験談
    ひー (09/12)
  • いじめられやすい体質? 小学生時代のいじめ経験談
    ころね (05/28)
Recent Trackback
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
レンタルビデオ商戦
JUGEMテーマ:DVDマニア


数年前から、ツタヤのディスカスというものに参加していて、レンタルビデオは自宅のポストに届くようになった。延滞料はなく、夏休みは「スポットレンタル」で格安で子供向けアニメを借りることができる。

■ レンタルビデオは宅配で?

そもそもはライブドアの社内ビジネスからの提案から始まったといわれている。インターネットで見たい映画を選択し、自宅に届けてもらい見終わったあとはポストに返却というシステムは借りる方、貸し出す方双方にメリットをもたらした。

写真素材 PIXTA
(c) naka写真素材 PIXTA


夜遅くまで働く人はわざわざレンタルショップまでビデオを借りに行く時間がない! もしインターネット経由で予約をしてポストに返却できたら……。現在事業は軌道にのり、TV CMまで流れるようになった。宅配で運んでくれるサービスはディスカスだけではなく、DMM、ぽすれん、楽天レンタル、GEOLANDなどがある。

■ 通常のレンタルショップは大打撃!

延滞料もなく自宅に届けられるというシステムは画期的で、通常店舗のレンタルショップは大打撃を受け、財務力のあるゲオに吸収されていった。最近ではレンタル用のDVDを買い取るのではなく、PPTシステムというものが導入されるようになり、レンタルによる売上げに対してロイヤリティの形で配給会社に支払われるシステムが導入されるようになった。こうなるとシステムを持たない小さな会社などは到底太刀打ちできない。

写真素材 PIXTA
(c) みくぽん写真素材 PIXTA


■ ゲオがしかけた旧作1本100円

かくして、レンタルビデオ業界では「ゲオ」「ツタヤ」の2強対決となった。この夏ゲオがツタヤに仕掛けたのはディスカスのスポットレンタル、16枚借りれば一枚200円を上回る

写真素材 PIXTA
(c) WORST写真素材 PIXTA


旧作一本100円!

である。これには「既存の体力のない小店舗」はたまらない。今までもゲオは月に一度100円セールをやっていたが、ずっと夏の間はこの値段なのだ。レジは平日の昼間に行っても大行列。「あの夏がレンタル業界の天下分け目だった」といわれるのではないかという盛況ぶり。株価もどんどん上がり続け、一時は上場最高値の7万を超え、102,100円に乗った。リーマンショック以後、53,800まで下がっていたのが大躍進である。

かくして8月末終了予定であったキャンペーンは10月末までと伸び、更に現在は年末まで延長が決定した。

このキャンペーンでは、単純に売上げを伸ばすだけでなく

・値下げ競争力のない小店舗に打撃を与えること
・「借りようかどうしようか」と思っているユーザーを掘り起こし、店舗に足を運んでもらうこと
・店舗登録の会員数を増やすこと

などが目的としてあったのではないかと考えられる。株価が上がったのも株主優待のカードを持っていれば「安くなったレンタル料金から更に半額になる!」ことも一つ影響しているのではと思う。わたしもあまりの安さに度肝を抜かれ、あまり借りる気のない映画もついつい借りて帰ってしまい、あとで作戦にはまってしまったことに気がついた。

またゲオは7月末にはツタヤとの差別化を図るためか、自動車保険の見積もりなども店舗で行うことを発表している。もはやただのレンタルショップではない。今後の動向にも注目していきたい

【参加】
ゲオ
http://www.geo-online.co.jp/
ツタヤ
http://www.tsutaya.co.jp/index.html
PPTシステム;映画制作会社からソフト(=フイルム)の使用許諾を得たリース会社(=配給会社)は、レンタルビデオ店(=映画館)に対してソフトのリースを行い、レンタルビデオ店は貸出実績(=入場料収入)に応じて売上の中からロイヤリティをリース会社に支払い、リース会社は制作会社へ使用料を支払う。主にTSUTAYAが導入している。
ゲオの場合は同様のシステムを「レベニューシェアリングシステム(RSS - Revenue Sharing System)」と称している。

posted by: 池田@ママ | 営業マーケティング | 08:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
書店営業ビジネスを考える
JUGEMテーマ:気になる書籍


猛暑に大雨と不安定な気候は営業担当泣かせだ。10月に新刊発売を予定しているため書店営業にいそしむ今日この頃。出版不況はすさまじいとよくいうけれど、勢いのある店と換算としている店とでは格段の差があることに気がつく。出版不況の最中、やはり書店は「駅に近く」「大型化」したものが生き残っていく傾向がある。

写真素材 PIXTA
(c) habadesign写真素材 PIXTA


■そもそも、書店営業ってなに?

簡単にいえば、「書籍の説明を書いたチラシを持って、各書店回ること」である。

出版社によっては「書店営業要員」というのを確保していることや、また、出版社によっては、著者が勝手に書店を回ることを嫌うことがあるので、本を出したことがあっても「書店営業をやったことがない」という人は多い。

写真素材 PIXTA
(c) シキナ写真素材 PIXTA


書店に行き、チラシを渡しそのジャンルの担当者がいれば簡単に説明し、書店への配本を依頼する。その場で冊数と「番線」といわれるハンコウを押してもらえることもある。書籍は「委託」扱いなので、大体著者が行けば、3-5冊は注文を入れてくれる。著者によっては全国行脚して「1000冊」の書店注文を集めたという人もいるし、本格的に書店営業を展開する会社であれば、「一冊につき5000冊の注文」を集めることもある。

ただ地方在住の人にいわせると、書店にチラシを持っていっても「何ですかそれ?」「押し売り?」「悪徳商法?」「うちは本社からの配本以外受けていない」といわれることもあるそうだから、書店を回って注文数を集めるという方式は「日本中どこでもやっている」ことではないのかもしれない。

なぜこのような手間のかかる「書店営業」をするかというと、パターン配本といわれる取次ぎの配本だけでは箱に入れられたまま「ジェット返品*」されることが多々あるからだ。FAX DM*などは新聞チラシと同じ扱いなので、届いても注文を入れてくれるとは限らない。やはり直接会って担当者に顔を見せお願いした方が確実においてもらえる上、「自分が注文した」という自覚を持ってもらえるので、パターン配本よりも置いてもらえる期間が長くなる。

配本されたら本が確実に並んでいるか確認をしに行き、販売促進用の手書きPOP*などを渡し、「返本されないよう」無言のお願いをする。書店営業を専門にやる会社も存在する。これは「注文をとってきた冊数」に対して報酬を支払うものと、期間を指定して営業をお願いする方式がある。

■ 書店はまず上を目指した

書店といえば、昔は「人を集めることができるコンテンツ」だった。よって「デパートの上のほうに人を移動させるために」大体最上階に書店は作られた。密集化を防ぐために「○○キロ以上、離れていなければ書店を作ってはいけない」という取り決めもあるらしい。駅を降りれば大体どこでも書店があったものだが、今は「何もない」駅も決して珍しくはない。

写真素材 PIXTA
(c) たいじゅ写真素材 PIXTA


現在最上階にあるような書店は「昔からあるような」書店が多い。本の流れは古く勢いがあまりない。現在はわざわざ本を買うためだけに上の階に上がってくる人は少ないのだ。

■書店で売られているものはどこも同じ=駅により近い方が有利

書籍を購買するパターンとすれば、わざわざ書店に行くというよりも、通勤通学の帰りに書店によるというケースが一番多いのではないだろうか。かくして「デパートの最上階」から書店は「より駅に近い場所」へと移動していくこととなる。駅ビルの中、そして最近は「駅構内」にも書店がある。購買機会を増やすといった点からいえば、これにかなうものはない。かくして「駅から離れた」書店は次々と消えていくこととなる。

最近は個人経営の書店はほとんど見なくなった。有名なチェーン店の支店という扱いがほとんどだが、おそらくは駅近い場所は地代が高いため維持しきれないのであろうか。たとえ商品が委託でやってくるとはいえ、「本が好きだから」と書店をやるには難しい時代なのかもしれない。本が一冊売れたときの書店の取り分は大体2割。1000円の本が一冊売れて200円と考えると、時給900円のアルバイト一人雇うには36冊の本が売れなくてはならない。そう考えると熱心に配本された本を棚に並べて……。という作業は段々しんどくなってくるのかもしれない。

■ 本が売れない時代

写真素材 PIXTA
(c) スーさん写真素材 PIXTA


本が売れなくなった理由は色々とある。
インターネットが広がったこと。フリーペーパーが増えたこと、そして携帯電話を一人一台持つ時代となり、電車の中ゲームをしている人、そしてデジタルコンテンツを携帯電話で見る人と「電車に乗って本を読んでいる人」というのは少なくなってきた。

規模は10年前の2倍になっただけなのに、配本数は4倍に増えた。単純計算であれば「売れる数は半分」になって当たり前なのだ。

駅近くでの優位性を求めなかった書店は、より大型化し「ビル一つが書店」というケースも既に珍しくなく、「そこに行けば何でも手に入る」という書店の方が売れている。地上階ではなく「地下」に書店があるケースも珍しくなくなった。書店は確かに減ってはいるが、販売面積はどんどん増える傾向があるという。

コストを考えると「書店営業をしたほうが人件費で赤字になる」という人も多い。今後は「書店営業をして実際に動いてくれる著者」が出版社に好まれる時代になるように思う。本は出版社だけが売るのではなく「著者と協力して売る」。このハイテクの次代に、汗水たらして云々ははやらないのかもしれないが、今は文章力や経験則とは別のものが求められるようになってきている。

【参考】
ジェット返品;新刊の委託期間は半年だが、配本された翌日に返品されることをいう。箱を開けて中身を確認すらせず、そのまま返品されることも。

FAX DM;書店宛にFAXにてチラシを配信すること。全国の書店リストというのがアルメディアという書籍から出ているが管理上の問題もあり、FAX DM専門業者にお願いする人も多い。出版社によっては自社で書店のFAX番号を管理しており、広告配信用に使用している。

販売促進用の手書きPOP;10*5程度の本の簡単な広告のこと。場所によっては書籍の隣に飾ってくれるので販売促進効果がある。ベストセラー作家でもこうしたPOPを自分で作成し書店に配ることがある。

写真素材 PIXTA
(c) higashizawa写真素材 PIXTA


posted by: 池田@ママ | 営業マーケティング | 08:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
不動産賃貸恐怖物語
JUGEMテーマ:不動産屋さん


何かと分かり難い不動産業界。【賃貸住宅、更新料は無効=保証金も、家主に返還命じる】
判決が京都地裁で7月23日言い渡された。これは契約書に記載がないのに請求されたため違法となったのだが、家賃の未払い分を、生活保護を受けるよう斡旋し回収するなど、未払い家賃回収のため最近どうもきな臭い話が多い。また、契約時・解約時に請求される品目が増えているように思う。一体それはなぜなのか?

写真素材 PIXTA
(c) アオイトリ写真素材 PIXTA


■不動産を借りるとき

息子が小学校一年生となり、事務所に使っていた部屋を奪われてしまい、やむなく外に事務所を借りようとしたときのことだ。色々と探し回った結果、敷金礼金なし、保証金一ヶ月という物件をみつけた。昔と違い今は保証人も必要なく、代行会社を使うことが可能だという。この年まできて親に保証人を頼むのは気が引けていた。自宅から5分という距離ということもあり、契約に望んだのだが。契約の説明を聞くうちにまず「保証金」というものの扱いが 気になった。説明によるとこのお金は「減価償却」し退去時も返却されることはないという。

「入居して一ヶ月目だとどのぐらい減価償却されるのですか?」
「一ヶ月でも三ヶ月でも全額減価償却して返却はしません」

写真素材 PIXTA
(c) GOETHE写真素材 PIXTA


なんとも不思議な話だ。
では「保証金」ではなく「敷金としてくれ」というと、敷金にするのであれば、2ヶ月入れてもらわないと困る。そして一ヶ月分は「敷引」として返却しないという。独身時代不動産を借りたときには聞かなかったが、不思議な単語が並ぶ。「保障金」というのは最近増えてきたもので、「敷金は返してもらえるもの」という考えが広がった結果として「返さないお金」として設定されたものだという。「保障金」というが、何を保証しているのかはさっぱり説明してもらえなかった。後日調べるとこれは「滞納時の大家さんを保障」するための金額であるらしい。「最近増えている」というから、探せばこうした「保障金」がない物件も存在するのだろう。

■保障会社を入れたのに保証人?

保障会社への保障料金は2万円。しかし更に「親の住所を書くよう」依頼された。理由を聞くと滞納時に連絡するからという。拒否をすると「それでは契約できない」という。やむなく記載すると、実家に電話が行き契約書にもきっちり個人情報が載った。何のための保障会社なのか非常に疑問が残った、この会社こそが東京地方裁判所に民事再生手続開始の申請を行ったSFCGのグループ会社、であり、「家賃未払いを生活保護で補填」させていたことで問題となっていた会社だったのだ。不動産の常識は一般の常識とは違う? いや保障会社も踏み倒しが多くて対処がつかないのかもしれない。実際近隣でちょっと聞いただけでも、半年の間に2件の家賃滞納、踏み倒しが発生している。

写真素材 PIXTA
(c) GOETHE写真素材 PIXTA


何のための保障会社なのかと疑問に思う。これもまた名前を変えたあらたな費用請求の一部なのかもしれない。

■ そもそも不動産の取引は不愉快だ

京都の事件では、「更新料について契約書に記載されていないのに、請求されたため」であり、この判決を受け、不動産の世界で更新料がなくなるということはない。保証金についても契約書に記載され、自身がサインしたのであれば合法という扱いだ。

鍵交換料、消毒料、ルームクリーニング料、畳張替え、障子張替え等。入居時、退去時は追い剥ぎのごとく費用を請求される。一つ一つはたいした金額ではないのだが、積み重なっていくと結構な額となり、「契約書に書いておけば請求に問題なし」とばかり大量に記載される。実際にルームクリーニングや鍵交換をやっている業者の人に話を聞くと「こちらが払ったほどの金額は貰っていない」という。

無論こうしたことがイヤであれば、そもそも借りなければ良いのだが。

■儲けの仕組み

こうした仕組みが出来上がってくるのは「不動産会社がどこで利益を出すのかどうか」という問題になってくる。賃貸料は大家さんに入り、不動産会社に入るのは5%程度の手数料と仲介手数料のみ。あと何か名目を増やせないか……。かくして不動産会社が中間マージンを取ることができる品目が大量に追加されることとなる。

写真素材 PIXTA
(c) tantan写真素材 PIXTA


かくして、「ほそぼそと賃貸だけやっていては儲からない」と土地転売に手を出し、リーマンショック後資金が回らなくなり、倒産する不動産会社も少なくない。九州の方での話だが、ある日突然不動産会社と連絡がつかなくなり、不安になってインターネットで調べるとその日の午後倒産手続きをしていたということもあった。不動産の値段はまた徐々に下がっている。かくして契約書に記載される不愉快な品目は、増える一方なのかもしれない。

【参考】

生活保護申請させ滞納家賃回収 旧SFCG系業者が悪用
http://www.asahi.com/national/update/0723/TKY200907220489.html
賃貸住宅、更新料は無効=保証金も、家主に返還命じる−京都地裁
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009072300896

posted by: 池田@ママ | 営業マーケティング | 09:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
初体験! スマートインターチェンジ
JUGEMテーマ:車/バイク


高速道路休日千円! いや民主党が政権を取れば完全無料だ! と高速道路に関連した話題に事欠かない日本各地でひっそりと「スマートインターチェンジ」が始まった。夏の旅行をより楽しく快適に。とはいえ人の懐が緩む観光事業にも色々と不況の波が押し寄せているようで

■ そもそもスマートインターチェンジとは

高速道路休日1000円! には、景気を刺激するほかに「ETC*搭載車を増やす」ことが理由としてあげられる。ETC搭載車を増やし、料金所における人件費の節約、停止時間の短縮による渋滞緩和。もう一つは「スマートインターチェンジ」を増やし、渋滞箇所自体を分散させることが考えられる。

写真素材 PIXTA
(c) nobmin写真素材 PIXTA


スマートインターチェンジとは、高速道路の本線やサービスエリア、パーキングエリア、バスストップから乗り降りができるように設置されるインターチェンジであり、ETC搭載車のみ利用することが可能な「ETC専用のインターチェンジ」のことである。2006年から設置が始まり、現在全国47箇所に設置されるようになった。

ある日突然、サービスエリアまたはパーキングエリアから高速道路を降りることができるようになる。簡単にいえば、それが「スマートインターチェンジ」だ。渋滞が好きな人はまずいない。「ここから降りられたら近いのに……」思いが徐々に形になってきたのだ。

写真素材 PIXTA
(c) bluetail写真素材 PIXTA


■ 「君津」スマートインターチェンジを体験!

首都圏近郊ではついに2009年4月、千葉県君津市館山道の「君津パーキングエリア」にてスマートインターチェンジが始まった。しかし、古いカーナビのデータディスクは勿論、携帯電話のカーナビにもまだ情報が掲載されておらず、情報告知は少ない。中継地点「海ほたる」にもポスターが数枚貼られているばかりであった。

実際に体験した君津のスマートインターチェンジはとても小さかった。一車線の小さなゲートがあり、停止をすると「ぱかっ」とゲートが開くシンプルなもので、ゲートの隣には管理塔らしき小さな建物があり、おじさんがこっそりと確認ができるようになっていた。

ゲートを出た後は緑の原野で、「スマートインターチェンジはこちら」といった看板が複数枚張られているばかりで、店舗も何も存在しない。ゲートを通り抜ける際、そっと覗いたパーキングエリアにはトイレと自販機以外は見えず、「スマートインターチェンジができたから」何か新たに始めるといったことは行っていないようだった。ゲートが開いているのは9:00から22:00と限定で、それ以外の時間は使用することができない。

■ 近隣開発 どこにあるのか分からない

君津インターチェンジを降りた地点には観光牧場「マザー牧場」が存在する。

3連休中、スマートインターチェンジ効果なのか、不況の中、安近短が当たったからなのか、通常の7月期の休日と比べ2倍近い人出があった。首都圏から来たという人に色々と話を聞いたが、かなりの数の人間がやはり「スマートインターチェンジ」を利用してきたといい、帰りも「スマートインターチェンジ」を利用して戻る予定だという。「便利」「楽チン」というが、とにかくカーナビに記載がないので、「帰りに東京方面のスマートインターチェンジにたどり着けるかどうか不安だ」という人がかなりいた。

写真素材 PIXTA
(c) ひでロン写真素材 PIXTA


マザー牧場へ通じる道路の整備も始まっており、「マザー牧場の帽子をかぶった」交通整理のおじさんが、2車線化する道路の交通整理を行っていたが、それ以外の大きな開発は見られず、大昔のように「インターチェンジで町興し」といったことは、君津ではなかったようだ。

■ 不況のなかのチャンスなのに

スマートインターチェンジを利用するということは、それまで「高速道路に到達する前にあるお店によってお昼ご飯」といった寄り道的効果がなくなっていく。下りのパーキングエリアに比べ、上りのインターチェンジはそうした観光客のニーズを考えてか、地元の野菜販売を行っていたが、お昼12時の時点でまだ品物を並べている状態。

一つ150円のプリンスメロンに125円の枝豆。安くて新鮮でいうことないのが、農家のおじさんたちがそれぞれ商品を持ち寄っているため、トウモロコシ一つにしても価格がバラバラ。苦情をいっても意味が分からないらしく、現場はかなり混乱していた。

お客はひっきりなしに目の前を通り過ぎていくというのに、「すいませんまだ準備ができていなくて」「まだジュースは冷えていないのです……」というのは、なんとももったいない話ではないだろうか。

■ とはいえ観光事業もそう楽ではないようで

特に「委託」扱いのお土産用品が今年は大きく消えたように思う。マザー牧場では大きな机一つ分ほどの商品が消えて空間となっていた。皆不況で節約をしている中、「どこでも買えるような」ものは売れないので委託しても手間がかかるばかりで、商売にならないのだろうか。「裏側のラベルを見たら中国製!」というお土産品もかなり減った。不況になって、買い手の目が肥えてきたのかもしれない。

写真素材 PIXTA
(c) ライブ写真素材 PIXTA


また、お土産品というのは定価販売が基本であるのにも関わらず、今年は「アクアライン800円記念!」「いまだけ限定!」と割引の商品もいくつか見られた。これから8月本格的なシーズンとなるのだけれど、今までどおり観光地の名前がついた商品を並べていても売れない時代なのかもしれない。

【参考】
ETC(Electronic Toll Collection System、エレクトロニック・トール・コレクション・システム)は、国土交通省が推進する高度道路交通システム。


posted by: 池田@ママ | 営業マーケティング | 09:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
フリーペーパーという媒体
JUGEMテーマ:フリーペーパー


2年ほど前の出版系のセミナーにて、フリーペーパーのことを

「とにかく数が多い。以前は書籍の印刷の合間に印刷していたものが、今はほぼ同数印刷している。取次ぎなどがないから、完全に数の把握は難しいが、おそらく書籍の流通数に匹敵するほどのメディアに成長していることは間違いない」

写真素材 PIXTA
(c) tettsu写真素材 PIXTA


といっていた。出版関係の仕事を手がけていることもあり、「フリーペーパーを作りたい」といった相談は今まで何度も受けてきた。とにかく今フリーペーパーの数は多い。あれから2年。フリーペーパーの総合エンジン、フリペーパーナビによると既に発行部数は2億を超え、ついに一般紙を抜いたという。

■ 金額面

A4判、16ページ・フルカラーのフリーペーパーを1000部作るとしたら、紙と印刷代に関していえば 12600*4=50400円 しかかからない。1万部でも 51800*4=207200円。DTPや編集作業を自分でやればの数字であるが、1000冊本を作るよりも格段に安い値段で自分の情報媒体を作ることができるのだ。一攫千金を狙い発刊を! を考える人はこのあとの費用を考えていない。配布するフリーペーパーのラック代に置き場所代。配布要員への作業費など。最初に必要となってくる費用の羅列を見て計画を断念する人は先見の明があるのかもしれない。とにかく「思ったよりも初期費用」がかかるのがフリーペーパーだ。

■ 若い人ほど フリーペーパー

昨年度10月のリーマンショック以前から、雑誌が売れない。雑誌が売れない。と聞く回数増えてきた。2009年度になってからは既に36種類が休刊することが分かっている。
若い人ほど雑誌を買わず、フリーペーパーやインターネットで情報を収集する傾向がある。グルメ情報などは「特典チケット」目当てに駅前飛ぶように配布されている。確かにこれを見ていると「この不況の中、やっぱり雑誌を作るよりもフリーペーパーだ!」と思う人は多いのかもしれない。書籍のように取次ぎとの契約が必要ない。だれでも作りばら撒くことができる。

写真素材 PIXTA
(c) としろ写真素材 PIXTA


小説雑誌の購読者数よりも、懸賞小説応募者の方が多い。という揶揄を聞いたことがあるが、自己表現の一つの場として自分のメディアを持つことは確かに重要であるが、現在振りペーパーの中身は「ほとんど広告」でコンテンツ部分おぼしき部分も「ミクスメディア広告」、販売促進を目的にしているものが多い。

■ 収入は広告で

フリーペーパーの収入源は「広告」だ。
この不況の中、当然一番に削られる部分であり10月のリーマンショック以来広告出稿価格は値切ればかなり値切れる状態になってきた。それでも「値切って出す」だけまだ良心的で、「広告だけ出して費用を出さない」ということもあるという。

社員の給料と広告費、どちらを削るかと考えると後者を削ると考える会社の方が当然多く、最近会ったフリーペーパーの編集者は「3割程度」広告費が減ったと語っていた。顔つきを見るに、「もっと減っている、けれどこれ以上はいえないような」な感覚が伝わってきた。

書籍を取り扱っている関係から、「広告を掲載しないか?」という営業は非常に多い。が出した費用ほど効果があることはまずない。書籍という商品の単価が安いせいかもしれないが、「美容院」や「レストラン」等々、リピーターが見込める商品でなければ出した費用分効果を……。というのは難しいのかもしれない。

■ 問題は配布先

フリーペーパーを作成した後困るのは配布先、常設先である。がこれもまた「数が増えた」お陰で置く場所も増えてきた。無料で置いてくれるところもあれば、3万程度の金額を払えばラックに一週間置いてくれるところもある。

■ では儲かるのか???

ニコニコ笑って食事をごちそうしてくれるフリーペーパー関係者には会ったことがない。立ち上げ時には景気の良い話を聞くけれど、リクルートのR25もついに隔週になったそうだ。この不況の中参入することはあまり望ましくないように思う。

フリペーパーナビ
http://www.freepapernavi.jp
休刊雑誌一覧 fujisan.com 雑誌のオンライン書店
http://www.fujisan.co.jp/Partner/PartnerSuspensionInfo.asp

posted by: 池田@ママ | 営業マーケティング | 09:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
35ブックスって何? 出版、書店業界の2009年を考える


1997年に4600社ほどあった出版社がついに今年4000社を切り、新規創業する出版社も一桁になったそうだ。ガソリンの急激な値上げが昨年度あり、紙の値段はあがった後戻らなかった。かくして、書店への配本数が減り、種類が増え、値段が上がるという現象が起き、「自転車操業」ならぬ「オートバイ操業」に陥っていると指摘する人もいる。

写真素材 PIXTA
(c) シキナ写真素材 PIXTA


月に3冊も担当すればよかったのが、気がつけば5冊となり、出版決定の決裁も以前より多くのハンコウをもらわなければいけないように。

そうした中、出版8社(筑摩書房、河出書房新社、平凡社、青弓社、中央公論新社、二玄社、早川書房、ポット出版)は通常22〜23%の書店利益を35%に拡大する一方、返品の際は書店に定価の35%の引き取り料金を求める35ブックスを開始すると発表した。

現在での対象は26タイトル47冊で復刊書籍が中心。価格帯は最低価格が1600円から1万500円までと高価格帯が多く配本は11月から。注文は筑摩書房が取りまとめるという。

■35ブックスとは?

出版流通の世界では「書店側は売れた場合のみ手数料」を払うこととなっており、こうした仕組みが書店に大量の書籍を並べることを可能としている。返品率は4割とも5割ともいわれるが、実際配本してもると、「もっと高い」ことの方が多い。こうした事情から「書店側にもメリットがあるようにするので、返品手数料を負担して欲しいというのが、今回の35ブックスの要旨である。

1600円の本が売れる→書店側に560円の利益
1600円の本が売れ残る→書店側が出版社に560円の手数料を払う(今までは無料)
→半分以上売れ残ると書店側の赤字となる(3カ月延勘*)

誰しも「少しでも低リスクで事業を継続したい」と思うもの。小さな出版社が急にこうしたことを導入した場合「本を書店においてもらえない」という減少が容易に想像できる。今は著者が注文用チラシを持って「書店営業」。すれば大概置いてくれる。が、こうした「手数料が発生する書籍」の書店営業は著者が乗り込んでもそう簡単にはいかないだろう。

写真素材 PIXTA
(c) blue horse写真素材 PIXTA


■ そもそも書籍の流通は難解だ

出版社で作られた書籍は「取次ぎ」に集められ、全国の書店へ配本されていく。新興の出版社であればこの時点で本が売れていなくても「歩戻し」として書籍の5%ほどを支払う。半年間書店に本を置いてもらった後、清算となるが商品を作ったあとの7ヶ月後で、これまた新興の出版社「歩戻し」なるものを2%ほど取られる。これでは「新しく出版社を作ろう」と考える人は少なくなる一方なのは当然のことで、上記条件覚悟の上取次ぎに契約をしてもらおうと紹介者を通じて、取次ぎに行っても「ほとんどが門前払い」されてしまう。また取次との契約には「保証人」も複数人必要だ。

出版社が本を作ったとき、「何冊配本してくれるのか」というのは取次ぎの胸先三寸。無名の作者の本を5000冊など到底配本してもらえない。1000冊、2000冊の配本数だと、大型書店店にぽつんと一冊、棚指しされるだけである。現在全国にある書店の数は2008年2月時点で1万6千軒(アルメディア発表)。書店へ新刊情報をFAX DM,しても最近は書籍データをパソコンに蓄積し「印刷すらされず」廃棄されるケースが多い。

■ 本はどの家庭にもあるけれど、

本がなければ死んでしまうということはまずない。
よって不況の影響をより受けやすく、政府の「不況指定業種」に指定されている。(産業分類番号4141 出版業)大きな出版社であれば、今回のように「返品手数料を!」というようなアプローチも可能であろうが、小さい所はそうはいかない。

写真素材 PIXTA
(c) まいむ写真素材 PIXTA


■ そろそろ本当にヤバイという人も

ベストセラー作家のある人は「出版業界はヤバイ。ヤバイといわれ続けてきたが、そろそろ本当にヤバイ」という。どうやばいというのか。まず書店の数が少なくなった。ということは実際に本を手に取る可能性が少なくなってしまい「購買機会」が減ってきて更に本が売れなくなってきたこと。そして電子書籍が増えてきて、コミックなどは携帯でも読めるようになり、「紙の本」にこだわらない人が増えてきた。紙の本の流通数が減れば当然のこととして、取次業務も減少していく。上位2社で7割の書店を支配しているという構図が崩れていくのだ。

「紙の本」と「電子の本」が同額であることはあまり少ない。印刷の手間がないので、電子書籍の方が安いのが普通だろう。かくして再販制度がそろそろ崩れていくだろうというのがその人の読みだが、大きく外れてはいないと思う。

■iPhoneに雑誌を有料配信随時他のキャリアにも

この夏には電子化した書籍を有料で読むことができる「MAGASTORE」がスタートする。約20社から約30誌が参加で一冊110円から600円で読むことができるようになる。販売される雑誌の種類は現在公開されていないが、35ブックスよりこちらの方が利用者は増えるような気がする。

【参考】
*延勘(のべかん)
延勘定の略で、勘定(精算)をくりのべること。取次店と出版社の間で事前に契約して行う。買切品の場合には特に「買切り勘定」と呼ばれる。

35ブックス初回リリース
http://www.shinbunka.co.jp/news2009/07/090706-01.htm
• 河出書房新社=「南方熊楠コレクション(全5巻)」(本体価格6660円)
• 青弓社=『美輪明宏という生き方』(同1600円)、『椎名林檎の求め方』(同1600円)、『桑田佳祐大研究』(同1600円)、『日本エロ写真史』(同2000円)
• 筑摩書房=『昭和二十年東京地図』(同3400円)、『食べものは医薬』(同2400円)、『太宰治』(同3100円)、『イタリア絵画史』(同4900円)、「作家の日記(全6巻)」(同9100円)、「新訂 江戸名所図会(全8冊)」(同1万0500円)、「魯迅文集(全6巻)」(同8800円)
• 中央公論新社=『江戸時代の遺産』(同1900円)、『物語批判序説』(同2200円)
• 二玄社=『呉昌碩書法字典』(同5800円)、『顔真卿字典』(同5600円)、『唐楷書字典』(同7000円)
• 早川書房=『さもなくば喪服を』(同2600円)、『恐竜の発見』(同2500円)、『燃えさかる火のそばで』(同2800円)、『馬に乗った水夫』(同2500円)、『恐るべき空白』(同2300円)
• 平凡社=『写真集「死」』(同4200円)、『石にやどるもの』(同3200円)、『善光寺まいり』(同2800円)
• ポット出版=『落語を見るならこのDVD』(同1600円)

MAGASTORE
http://magastore.jp/web/

posted by: 池田@ママ | 営業マーケティング | 09:28 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |